AIのゲームチェンジャーになるか 話題の中国発AI「DeepSeek」 – Impress Watch

話題の中国発AI「DeepSeek」はAIのゲームチェンジャーになるのか
中国のAI企業DeepSeekに注目が集まっている。24年12月に公開された大規模言語モデル(LLM)の「DeepSeek v3」が高い性能とコストパフォーマンスで話題となったが、1月に公開された「DeepSeek-R1」はOpenAIの高...続きを読む

中国のAI企業DeepSeekが注目を集めており、特に2024年12月に公開された大規模言語モデル「DeepSeek v3」と、2025年1月に公開された「DeepSeek-R1」が話題となっています。R1はOpenAIの「o1」に匹敵する性能を持ちながら、APIコストが数十分の1で、MITライセンスの下で自由に利用できる点が特徴です。これにより、ユーザーはモデルをダウンロードして自分の環境で試すことが可能です。

DeepSeekの課題として、中国の政治事情により特定のトピック(例:天安門事件)についての回答が得られないことがありますが、オープンなLLMであるため、他の企業が日本語データで追加学習したモデルを公開するなどの取り組みも行われています。

DeepSeekのアプリは、チャットAIや検索機能に加え、「深く考える」機能も搭載されており、28日時点で日本のApp Storeの無料アプリランキングで「ChatGPT」を上回る1位を獲得しました。また、同日にマルチモーダルAIモデル「Janus-Pro-1B」も公開され、画像生成にも対応しています。

開発コストについては560万ドルと報じられ、既存のLLMの数十分の1のコストで開発されているとされていますが、DeepSeekが大量のGPUを保有しているため、実際のコストは不明です。株式市場では、低コストで効率的なモデル開発が可能になるとの期待が広がり、NVIDIA株が大幅下落するなどの影響が見られました。

今後の展開は不透明ですが、米国のAI開発に対抗する形でDeepSeekが急浮上している状況です。OpenAIのサム・アルトマンCEOもDeepSeekのR1を評価し、競争の重要性を強調しています。DeepSeekが本当に「ゲームチェンジャー」になるかは今後の動向次第ですが、技術的にも市場にも大きな影響を与えていることは確かです。

Translate »
タイトルとURLをコピーしました