先日なんとなく、PS5でプレイしていた「パワーウォッシュシミュレーター」(以下PWS)をプレイしようと思い、ついでに何となくTwitchで無言プレイを垂れ流していたので、自動録画されたVODを自分で見返したところ、自分でプレイしたはずなのに、何故かとてもイライラした。
自分で遊んでいる時は少し大きめのテレビでプレイし集中していたので、PCで見る場合との画面サイズの違いはあるが(いいわけ)、後で見返してイライラしたのはなぜか、気づいた理由(思いついた部分だけだが)を挙げ連ねていくと
- 細かい部分にこだわりすぎて、肝心の目標を見失いがち
- 気になるところがあれば、(目標をそっちのけで)そこに行ってしまう
- 今そっちじゃない、なぜ先に直前のところを終わらせないのか
- そこは後でいいだろう
と、自分自身でも突っ込みどころが満載で、プレイの流れが散らばっていて、非常に雑。
つまり、全体的にダイナミックさや爽快感、カタルシスを得られないプレイだと感じた。
恐らく、対戦(対人)ゲームの上手な人や、プレイを面白く見せられる人というのは、プレイ中に主観と客観の両方の視点を持つことができるのではないか。そして自分の行動や相手のとるであろう行動を予測し、それに対応した反応ができるから上手いのではないかと感じた。
もちろん、そのゲーム全体を熟知していることや、プレイ中には定石となる行動や、意外に盲点となるであろうポイントを理解もしている、といったところも上級プレイヤの強さであり、面白く見せるコツなのだと思う。
また、配信中に視聴者とコミュニケーションを取りながらプレイしていれば、ゲーム自体の面白さと(この場合下手でも構わない)しゃべりによる面白さなどで見る側もそれほどイライラしたりすることが減るのかもしれない。
実際しゃべりながらゲームをプレイしている人はすごいと思うが、元々の自分のトーク力の低さは自覚している上、集中すると無言になるタイプの自分のような人間にはかなり難しい。
それはそれとして、こういった自分の行動を後で見返してみてどう思うかとか、自分のことなのに客観的に見ると(非常にイライラするかもしれないが)、とても興味深く面白い(ストレスはたまるかもしれないが)。
自分を客観的に見たい人や場合なんてあるかどうかは分からないが、自分のゲームプレイ動画を後で見るのは、主観的にその行動をしている時の自分の考えと、客観的に何故そう行動しているのか、何を考えていそうなのかといった、見ている側の考えで違う点があるので、自分を客観的に見てみたいという頭が若干おかしい人にはお勧めかもしれない。
PWSなど明確にゴールがないかゴールがあったとしても比較的自由に行動(選択)できるゲームや、途中過程が自由なゲームの方が自分の行動をより客観的に見れるかもしれないし、対人FPSとかでも、自分の行動や仲間、相手の行動を分析するのには有効かつ面白いかもしれない。
そもそも普通の人間が生活していて、自分の行動を映像としてみることはほとんどないと思うので、ゲームプレイを全くだれの目も意識せず録画してみて、それを自分で確認するというのはなかなか面白い経験になる。
もし自分の頭上とか視界に入らない位置にカメラがあり、それで撮影されたものを、後で自分で見て、自分の行動を確認してみたいと思ったが、多分技術的には可能かもしれないが、社会的な目もあるし、金銭的な点や、あまりやりすぎると精神的におかしくなりそうな気もしたので、やらない方がいいかもしれない。
その後なるべくプレイした後に、自分が後で見てイライラしないようなプレイを意識しながら配信したものを確認したが、多少(本当にごくわずか)だが、一貫したスタイルでプレイしてたような感覚で配信したものを録画してみてみたが、あまり変わらないが、若干ましになった気がしなくもなく無くない気がした。
見ててイライラしたバージョンとイライラしないよう意識してプレイしたバージョンの違い
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