Mistral releases a pair of AI reasoning models | TechCrunch

フランスのAIラボMistralは、初の推論モデルファミリー「Magistral」を発表しました。
このファミリーには、240億パラメータを持つ「Magistral Small」と、プレビュー中の「Magistral Medium」の2つのバージョンが含まれています。
Magistralは、OpenAIやGoogleのモデルと同様に、問題を段階的に解決する設計がされており、数学や物理学における一貫性と信頼性を向上させることを目指しています。
Mistralは、これらのモデルが構造化された計算や意思決定ツリー、ルールベースのシステムなど、さまざまな企業向けの用途に適していると強調しています。特に、モデルは多段階の論理に最適化されており、解釈可能性と推論プロセスの追跡可能性が向上しています。
しかし、Mistralは11億ユーロ以上の資金を調達しているにもかかわらず、競合他社に対しては劣位にあります。具体的には、「Magistral Medium」は物理学や数学のスキルを評価するベンチマークでGoogleの「Gemini 2.5 Pro」やAnthropicの「Claude Opus 4」に劣り、プログラミングタスクでも「LiveCodeBench」で優れた結果を出していません。
Mistralは、Magistralが競合他社の10倍の速度で応答を提供できると主張しており、イタリア語、アラビア語、ロシア語、簡体字中国語など、複数の言語をサポートしています。このリリースは、Mistralがコーディングクライアントやコーディングに特化したモデルを導入した後に行われており、急速に進化するAI市場での競争力を高めるための戦略を示しています。
Magistral | Mistral AI
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