120年以上未解決だった“古典パズル”の証明に成功 日本人研究者が成果 「解が存在しない」を実証
北陸先端科学技術大学院大学（JAIST）と米マサチューセッツ工科大学の研究チームは、120年以上未解決だった古典パズル「デュードニーの裁ち合わせパズル」の証明に成功したと発表した。
www.itmedia.co.jp
2025年3月10日、北陸先端科学技術大学院大学（JAIST）とマサチューセッツ工科大学の研究チームが、120年以上未解決だった「デュードニーの裁ち合わせパズル」の証明に成功したと発表しました。
このパズルは、正三角形を4つのピースに切り分けて正方形を作るというもので、4ピースよりも少ない解が存在するかどうかが長年の課題でした。
研究チームは、JAISTの鎌田斗南助教が考案した新しい証明技法を用いて、3ピース以下の解が存在しないことを示しました。
この技法により、今後他のパズルでも不可能性を示すことができる可能性があり、裁ち合わせはパッチワークなどの工芸にも関連が深く、多様な応用が期待されています。研究成果は2024年12月5日にプレプリントとして「arXiv」に公開されていました。
世界初！120年以上未解決だった難解パズルの証明に成功 | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学
https://www.jaist.ac.jp/whatsnew/press/2025/03/10-1.html
[2412.03865] Dudeney’s Dissection is Optimal
https://arxiv.org/abs/2412.03865
コメント