AI生成の曲を見破る「Spotifake」登場 AI曲の大量流通は「真摯に音楽と向き合うアーティストに不公平」 – ITmedia AI+

AI生成の曲を見破る「Spotifake」登場 AI曲の大量流通は「真摯に音楽と向き合うアーティストに不公平」
音楽生成などのAI技術の開発を手掛けるQosmoは、生成AIが作った楽曲を判定できるツール「Spotifake」を公開した。音楽ストリーミングサービス「Spotify」で聞ける楽曲のうち、AI音楽ジェネレーター「Suno」や「Udio」で生...続きを読む

2025年4月23日、音楽生成AI技術を開発するQosmoが、AIが作成した楽曲を判定するツール「Spotifake」を公開しました。

このツールは、音楽ストリーミングサービス「Spotify」で流れる楽曲がAIによって生成されたかどうかを数値で示し、ユーザーはSpotifyの楽曲URLを入力することでAI生成の可能性を確認できます。

Spotifakeは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究者が開発した「SONICS」というデータセットを活用しており、約9万7000曲が含まれ、その半数以上がAI生成の楽曲です。

現在はβ版として提供されており、APIを通じたアクセスも可能ですが、リリース時点では最新の音楽生成モデル「Suno v4」には対応していません。

Qosmoは、AIを用いた音楽生成には有意義な使い道がある一方で、アーティストにとって不公平な形でのAI利用に反対しています。特に、AI生成の楽曲が出所を明らかにせずに公開されることが、真摯に音楽と向き合うアーティストに対して不公平であると指摘しています。

また、SpotifyではAI生成の楽曲が既存のアーティストの楽曲としてアップロードされる問題が指摘されており、再生数に応じて収益を得る仕組みを悪用する事例も報告されています。

Spotifake
https://spotifake.qosmo.jp/
あなたがSpotifyで聞いてるその楽曲、AI生成かも?! – Qosmo Insights: 創造性の最前線#4 |Qosmo
https://note.com/qosmo/n/n38ce31ce7f5a?magazine_key=m6a644577ead3

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